田中と呪物と怪談と 第3回 前後編

【2023年3月1日公開】
◆田中と呪物と怪談と 第3回 前後編
「どぉも~オカルトコレクター、田中俊行です。」田中俊行が、100点以上保有するという呪物の中からセレクトした数点を持参し解説。ゲスト怪談師たちは呪物そのものや呪物にまつわるいわく、解説の中に出てくるキーワードなどから連想した怪談を語るという新しいスタイルの怪談番組です。第3回のゲストは、奇怪ユニット怪奇少年団としても活動するウエダコウジと富田安洋のお二人。前編で1つ目の呪物として紹介したのは“おりん”。京都のとある古道具屋の店先で倒れていたお坊さんを店の主人が病院まで連れて行き助けた。お坊さんはお礼として“おりん”を差し出したのだが、お坊さんがその“おりん”を鳴らすと共鳴した病室が激しく揺れたのだという。その話しを聞いた富田安洋がとある怪談を思い出し、話し始めた…。
後半に登場した呪物のひとつ、『猿の頭蓋骨』。東北地方に多いとされる“厩猿信仰”と呼ばれる民間信仰で使用された猿の頭蓋骨だという。牛小屋や馬小屋に猿の頭蓋骨や手の骨を祀り、馬の安産や健康などを祈願していたらしい。田中は、この頭蓋骨がお気に入りで同様の頭蓋骨を3つほど所有しており並べて飾っているのだという。ひととおり田中の解説が終わるとウエダコウジが身近な人の死にまつわる怪談を話し始めた…。

【出演】田中俊行/ウエダコウジ/富田安洋