落語怪談 其の一「もう半分」昔昔亭A太郎

永代橋のふもとに夫婦二人で切り盛りしている居酒屋があった。そこに通う棒手振りの八百屋の爺さんは奇妙なお酒の頼み方をしてくる。酒を半分づつ注文してくるのである。呑み終えると「もう半分くだせえ」、また呑み終えると「もう半分」、勘定を終えても「あと半分」と… その爺さんが酔っ払い大金の入った風呂敷包みを店に忘れたことから、不幸と恐怖の連鎖がはじまるのであった。

昔昔亭A太郎

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